何年もレーザー加工ブログを書いていますが、まだやったことのないものがありました。
ということで、今回は『竹』をレーザーで切断してみました。
この竹からパーツを切り出します。
ということで、早速、切ってみます。 切断時に炎が上がるのでエアアシストで消炎します。竹は軽いので、エアアシストのエアーで飛んでしまわないように前後を固定します。今回は、10円玉やアクリルの端材で押さえました。
これが切った直後です。見た目には竹そのものが『焦げてる』ように見えますが、実際は、竹の脂が炭化して表面に付着しています。 この焦げた脂を除去します。
洗浄すると、この通り。一番上が、切り出したパーツを洗浄したもの。下の2つは、切ったときの端材です。
ちなみに、この竹の厚さは、節のいちばん厚い部分で6.5mm、その他の部分は、約4.2mmでした。
こちらは、もう少し薄いものです。厚みは2.2mmです。厚みが減ると、切断時のレーザー照射時間も減るので、炭化の度合いが少なくなります。洗浄すると、レーザーで切ったのかどうかもわからないぐらいです。
いちばん上は、刃物で切ったもの。下の2つがレーザーで切ったものです。
こちらは、上がレーザーで切った際の端材、中央がレーザーで切って洗浄したもの、下が刃物で切ったものです。
もう少し丁寧に洗ってあげると、もっとキレイにはなるのですが、とりあえずレーザーで竹は切断できます。そして、切断面は刃物で切るよりも、はるかに滑らかでツルツルになります。 ただし、円筒状の竹をそのまま切ることは出来ません。 詳細はレーザーワークスまで
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